1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

「下町魂」築田兄弟奮闘で修徳5回戦進出 兄・駿翔、先発1回2失点も弟・駈翔が3番手4回0封で助けた

スポーツ報知 / 2024年7月20日 5時55分

兄弟で活躍を誓う築田駿翔(右)と築田駈翔

◆第106回全国高校野球選手権大会 東東京大会 ▽4回戦 修徳9―2成城(19日・神宮)

 東東京では、修徳が5回戦に進出。築田駿翔(はやと、3年)、駈翔(はくと、2年)の兄弟投手が奮闘した。

 神宮のマウンドで、修徳の築田兄弟が絆の強さを示した。2人ともベンチ入りして臨む初めての大会。先発したものの、制球がままならず1回2失点で降板した兄・駿翔の姿に、3番手で6回からマウンドに上がった弟・駈翔が奮起した。

 「バランスが悪く荒れてしまった。『頼んだ』という感じでした」と兄。4回を1安打無失点で締めた弟は「いいピッチングをする時の兄は憧れ。今日は、自分が尻ぬぐいしようと思いました」と言って笑った。兄弟の奮闘で5回戦に進出。元日本ハム内野手で、スカウトを務める飯山裕志氏を父に持つエース・飯山大夢(ひろむ、3年)を温存することにも成功した。

 葛飾区に所在する修徳の選手たちは、夏の大会に向け背中に「下町魂」と記したTシャツを作製。「下町の子が多いので、泥臭く戦っていこうという意味を込めました」と兄。学校まで自転車で15分の場所に自宅がある2人は、誰よりも強い「下町魂」を持っている。

 「駿」と「駈」。競馬ファンの父・秀和さん(49)が「馬へん」の文字を選んだという。サウスポーでトークが達者な兄に対し、弟は右投げでおしゃべりが苦手。真逆な2人が「兄弟で1試合投げ切って勝ちたい」と声をそろえた。11年ぶりの甲子園へ、心ひとつに百万馬力で駆け上がる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください