1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神】今季4度目0-1敗戦 首位ターン消滅に岡田彰布監督あきれ顔「選手が打つしかないやんか」

スポーツ報知 / 2024年7月20日 5時0分

7回無死満塁の絶好機に併殺打に倒れた坂本(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 阪神0―1広島(19日・甲子園)

 阪神が今季12度目の完封負けを喫し、3連敗で2年連続前半戦首位ターンの可能性が消滅した。初回に無死一、二塁、1点を追う7回に無死満塁の絶好機をつくったが、いずれも得点に結びつけることができず今季4度目の0―1敗戦。先発の村上は8回5安打1失点の力投を見せたが、見殺しにされリーグワーストタイの今季7敗目。岡田彰布監督(66)は拙攻を嘆いた。

 岡田監督は最悪の結末を苦々しく受け止めた。1点を追う7回無死満塁。打率2割台前半の坂本を「挽回するチャンスやから」と代打策を封印してそのまま送り出し、遊撃―捕手―一塁の併殺に斬られた。左肩甲骨の骨折から1軍復帰した次打者の木浪も中飛に倒れ、万事休す。今季4度目の0―1敗戦に、毎夏の恒例イベント「ウル虎の夏」初日の甲子園はため息に包まれた。

 0―0の5回無死一、二塁。村上と7試合ぶりに先発バッテリーを組んだ坂本が、自身の前で弾んだ菊池のバントを捕球ミスした。満塁と好機を広げられ、シャイナーの遊ゴロ併殺崩れの間に先制点を献上。この1点が、決勝点になった。「防げる1点」と指揮官。その後に取り返すチャンスを与えたが、藤田の1軍登録を抹消したことで捕手を代えづらい側面もあった。

 8回5安打1失点でリーグワーストタイの今季7敗目を喫した村上を「なんも悪ないやんか」とかばった虎将。2試合ぶりに先発復帰した近本、中野の連続安打でつくった初回無死一、二塁も森下、佐藤輝、大山のクリーンアップが凡退した。この日、1軍に昇格した森下は4打数無安打。木浪も3打数無安打だった。

 今季12度目の完封負けで3連敗。甲子園での広島戦は18年以来の5連敗だ。03年、05年、23年と直近3度のリーグ優勝時はいずれも前半戦を首位ターンしていたが、その可能性も消えた。「(好機で打席に入った)選手が打つしかないやんか。もう何百回も言うてるやんか、そんなのは」。怒りを通り越した岡田監督は貧打線にあきれ、苦笑いを連発した。(中野 雄太)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください