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松本若菜、くすぶっていた20代を回顧「私って、記憶に残らない顔なんだなって思ったら、すごく悲しくて」

スポーツ報知 / 2024年7月20日 7時25分

松本若菜

 女優の松本若菜(40)が19日放送のTBS系「Aスタジオ+」(金曜・午後11時)に出演した。

 22歳での鳥取県米子市から上京してから2022年のドラマ「やんごとなき一族」でのブレークまで「15、6年かかりました」と、しみじみ振り返った松本。

 32歳の時、映画「愚行録」(17年)でキーパーソンのセレブ主婦を演じ、ヨコハマ映画祭助演女優賞に輝くまでの20代の頃を振り返り、「自分でずっと思い悩んでいた20代…。(ネットで)『これに出た人と、これに出た人、一緒だったんだ』みたいな、私って、記憶に残らない芝居しかできないんだなって。記憶に残らない顔なんだな、記憶に残らない声なんだなって思ったら、すごく悲しくて。一生懸命、あんなに身を削ってやったつもりなのに、自分のやってることって、なんなんだろう?って思って」と当時の思いを回顧。

 一皮むける作品となった「愚行録」の石川慶監督に対して、「本当に素敵な方で。私は『愚行録』の役に救われたんで。ずっと埋もれていたけど、評価してもらえた。まだ続けられる、続けようって。この世界にいたいって思えた」と感謝していた。

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