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【高校野球】秋田商が9年ぶりの夏の甲子園出場に王手・・・21日金足農と決勝

スポーツ報知 / 2024年7月20日 5時50分

8回2死一、二塁、左越えの2点適時二塁打を放ちガッツポーズする秋田商・阿部

◆第106回全国高校野球選手権秋田大会▽準決勝 秋田商7-5秋田南(19日・さきがけ八橋)

 秋田は準決勝2試合が行われた。秋田商が7―5で秋田南に勝利し、9年ぶりの夏の甲子園出場に王手をかけた。同点の8回に9番・阿部大和右翼手(3年)が左越え2点適時二塁打を放ち勝ち越した。

 5―5で迎えた8回2死一、二塁、秋田商・阿部がフルカウントの7球目に来た高めのストレートをフルスイング。「高めの真っすぐに伸びがあって、負けないようなスイングを心がけた」。あっと言う間に左翼手の頭上を越える2点適時二塁打に、塁上で両手を力強く握り雄たけびを上げた。

 同校として9年ぶりとなる夏の甲子園出場を懸けた決勝戦(21日、さきがけ八橋)は金足農と対戦するが、絶対に負けたくない理由がある。父・伸吾さんは金足農OBで、2年時の1995年夏に甲子園に出場しており、控え捕手として準々決勝まで勝ち上がっている。「父を超えたい」。その一心で全力を出し、決勝戦でも快音を響かせる。

 秋田商には憧れがあり、父と同じ道を進まなかった。8強入りした前回の2015年夏の甲子園をテレビで観戦。「ずっと見ていて、すごいかっこよかった。自分もいつかやりたい」と目を輝かせ、入学を決めた。

 相手は今大会4試合を戦い2失点と投手陣が奮闘する金足農。18年夏の甲子園で準優勝し金農旋風を起こしたオリックス・吉田輝星の弟の大輝(2年)がエースナンバー「1」を背負っている。準決勝では温存されていることもあり、決勝で先発してくる可能性が非常に高い。好投手を相手に「少ないチャンスを自分たちのものにできるかが勝敗に直結するので、1点に対する執念を持って攻めたい」。2度目の金農旋風を阻止し、甲子園行きの切符をつかむ。(山崎 賢人)

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