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今永昇太、球宴休みは「いい調整になった」日本時間22日に後半戦初戦先発へ 球宴は「すごくホッとした」

スポーツ報知 / 2024年7月20日 6時17分

試合前練習から引き揚げるカブス今永(カメラ・一村 順子通信員)

◆米大リーグ カブス―ダイヤモンドバックス(19日、米イリノイ州シカゴ=リグレー・フィールド)

 新人ながら球宴出場を果たしたカブス・今永昇太投手(30)は21日(日本時間22日)本拠地でのダイヤモンドバックス戦で、今季9勝目をかけて、先発する。後半戦初戦だった19日(同20日)は本拠地のブルペンで投球練習を行うなどし、後半戦好スタートを目指して調整した。

 球宴投手の称号を得たルーキー左腕が、昨年のナ・リーグ優勝打線に立ち向かう。「最近チーム状態もいいですし、打者の数字をみても、結構、左投手に対していい選手がいるので、気をつけていきたいなと思います」

 7月は8勝5敗。前半戦49勝48敗で折り返したDバックス。左投手の対戦成績は、グリエルが過去12試合で打率4割1分2厘、スイッチヒッターのマルテは、過去30試合で打率4割7分8厘、グリチェクが、過去22試合で打率3割と手強い打者がそろい、警戒を強めた。

 球宴では、3―3で迎えた4回から1回を打者3人の完璧リリーフ。「同点だったので、勝ち越されないように意識していたので、すごくホッとした。特別な時間でしたし、すごいプレーもみれましたし、いい経験でした」と晴れ舞台を振り返った。

 前半戦は17試合で先発。ローテーションを守り切り、97イニングに登板した。球宴休みもなく、後半戦に突入するが、「昨日も自宅でシーズン通り過ごせたし、あと2日間、普通のルーチンで過ごす。結果的に、休みが4日あるより、2日位の方が、体もアクティブに休める。僕としては、いい調整になったと思います」と前向きに捉える。ブルペンでは25球を投げ込み、充実感をにじませた。

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