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【高校野球】履正社 アンダースローの二刀流が7回零封で完勝 過去にはU15W杯でキューバに7回完封も

スポーツ報知 / 2024年7月20日 14時25分

好投した履正社の辻琉沙(カメラ・瀬川 楓花)

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会▽3回戦 履正社5―0四條畷(20日・住之江公園野球場)

 昨夏王者の履正社が、3回戦を突破した。

 0―0の5回に無死二塁で、8番の田中日和大一塁手(2年)の適時二塁打などで2点を先制すると、7回には1死二、三塁で近沢賢虎右翼手(3年)が右前適時打で2点を追加。8回には1死二、三塁で主将の村田駿二塁手(3年)の中前適時打で5―0とした。

 投げては、右のアンダースロー・辻琉沙(2年)が、公式戦初先発で、7回3安打無失点と好投。7回には1死から2つの死球で1死一、二塁のピンチを背負ったが、ここを空振り三振と右飛でしのいだ。辻は「3年生の最後なので、絶対抑えて絶対勝ちたいと思ってマウンドに上がりました」と振り返った。

 昨夏は1年生ながら背番号14でベンチ入りし、甲子園を経験した辻。同秋から背番号4の二塁手として出場してきた。一方、小学生からアンダースローで投手も続けており、5、6年生ではエースとして全国制覇を達成。中学3年時には、メキシコで行われたU15W杯で、キューバ打線を相手に7回4安打完封したこともある。「ゲームを作ってくれる。ビックイニングを取られることもないので、先発で起用しやすいタイプ。辻を入れることによって攻撃的にも攻められるというのもあって。今日も本当にいいピッチングをしてくれた」と多田晃監督。辻にヒットは出なかったが、50メートル走5・98秒の俊足で盗塁を2つ決めるなど、攻守で貢献した。

 「先を見ずに、まず明日勝ちたい」と辻。夏連覇へ、明日(21日)4回戦は真門なみはや―大阪の勝者と戦う。

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