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ドジャース逆転勝ち呼び込んだ守備の「ビッグプレー」 7回には致命的ミスも挽回、ロバーツ監督たたえる

スポーツ報知 / 2024年7月20日 14時50分

取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ ドジャース4―1レッドソックス(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、後半戦初戦の本拠地・レッドソックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打席目まで3打席連続三振を喫したが、8回の4打席目に左翼線へ二塁打を放ち、フリーマンの逆転満塁本塁打につなげた。レッドソックス・吉田正尚外野手(30)は「5番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打だった。

 ドジャースは耐える展開だった。レッドソックス先発右腕・ピベッタの前に6回2安打無得点。ドジャース先発右腕・ストーンは5回にデュランにソロを浴びたが、6回途中1失点と試合は作った。7回には先頭スミスの当たりを左翼手・バルガスと中堅手・パヘスが重なるようにして捕球できず二塁打。まさかのミスが出たが、投手陣が踏ん張って追加点を与えなかった。

 だが、逆転への勢いをつけたのも守備からだった。8回1死一塁でディバースの左直でバルガスが、一塁へ矢のような送球。飛び出していた一塁手を刺してダブルプレーとした。すると8回先頭のバルガスは四球で出塁。1死から大谷の二塁打、スミスの申告敬遠で1死満塁のチャンスを作ると、フリーマンの逆転満塁弾につなげた。

 ロバーツ監督は「あれはビッグプレーだった。左中間のコミュニケーションミスから立ち直って、ビッグプレーをした。そしてその直後に四球を選んでチャンスを作った」とたたえ、8回の逆転劇に「素晴らしいバッティングで、素晴らしいイニングだった」と大興奮だった。

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