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豪快TKO勝ち「那須川天心、きょうはかましたと思いますよ!」…WBA世界4位を撃破、3回、左でなぎ倒す

スポーツ報知 / 2024年7月20日 20時15分

3回に左ストレートをヒットさせる那須川天心 (カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング ▽契約体重54・4キロ以下10回戦 WBA世界バンタム級4位・那須川天心―同級7位・ジョナサン・ロドリゲス(20日、東京・両国国技館)

 ボクシング転向4戦目に臨んだWBA世界バンタム級(53・5キロ以下)7位、WBO同級10位、WBC同級12位の那須川天心(帝拳)が、WBA同級4位のジョナサン・ロドリゲス(米国)と対戦。初の世界上位ランカー相手に初めての10回戦だったが、3回TKOで勝利し、デビューから4連勝を飾った。初回から左のストレートとワンツーで圧倒。3回には左ロドリゲスの首が後方に曲げるほどの強烈な左の一撃を食らわせると間髪入れずにラッシュをかけ、最後は左のストレートでなぎ倒した。レフェリーが10カウントを数えるまでもなく試合を止めるとコーナーに駆け上がって勝利の絶叫。マイクを取って「やっとやりましたよ! KOできなって言った人、だれですか!?」とほえ、「那須川天心、きょうはかましたと思いますよ!」と胸を張った。

 天心はこれまで以上に強い相手とスパーリングを行い、合宿などでスタミナも磨いてきた。「バッチシというか、本当に心技体すべて整えてきた自信もあります」と準備万端で転向4戦目に臨んだ。テーマに「場を支配する」を掲げ、流れを呼び込むための駆け引きや呼吸を大切に進化を遂げた姿をファンに披露した。

 格上相手に大きな経験を積み、白星を手にした「神童」。次戦は自身がランキング1位で現在、王座が空位のWBOアジアパシフィックを筆頭候補に、地域タイトル挑戦が有力視される。WBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M・T)、IBFが西田凌佑(六島)、WBOが武居由樹(大橋)と主要4団体の王座すべてに日本人が座るバンタム級。世界チャンピオンベルトを巻くための天心の挑戦は、これからさらに厳しさを増していく。

天心は「まだまだこんなもんじゃない。どうですか!? 那須川天心!?」と観客にあいずちをもとめた。

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