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【高校野球】富山・新湊は監督も驚く19安打で8強入り…登坂大哉が3安打、2盗塁

スポーツ報知 / 2024年7月20日 16時56分

3安打1打点と活躍した新湊の6番・登坂

◆第106回全国高校野球選手権富山大会 ▽3回戦 新湊11-4氷見=7回コールド=(20日・魚津桃山)

 3回戦が行われ、新湊は11-4の7回コールドで、シード校の氷見を撃破し、8強入りを決めた。新湊打線が19安打と爆発し、氷見との公式戦5連敗もストップ。注目の伝統校同士の戦いを制し、有倉昇平監督は「練習試合でも、こんなに打ったことはないです。今日、選手に伝えたのは、野球を楽しみましょうということ。連敗している氷見に対し、今日は食らいついていた。呪縛が解けました」と笑顔で振り返った。

 6番・登坂大哉一塁手(3年)が、3安打、1打点、2盗塁と大活躍した。リオ五輪レスリング女子48キロ級金メダリスト、登坂絵莉さんの遠い親戚で、抜群の運動能力を発揮。ベンチプレスは95キロと、上半身の強さはチームトップだ。登坂は「自分の持ち味は、打球スピードの速さ。今まで取り組んできたことを発揮できました」と手応え。2、4回には鮮やかな右前安打を放ってチャンスを広げれば、俊足を生かして2盗塁をマークした。

 祖父が登坂絵莉さんの後援会長を務め、家には絵莉さんのサインも飾られている。レスリングや格闘技の経験は無いが、ルールも覚えて応援していたという。「一族として誇らしいし、オリンピックの時はずっと応援していました。家にあるサインをたまに見て、モチベーションをアップさせています」と登坂。今春まではベンチ外だったが、努力を重ねて今夏はスタメン入りを果たした。

 「目標は甲子園に出場して、勝利すること。親戚にすごい人がいるので、自分も頑張れます」と登坂。大きな刺激を受けながら、11年以来の夏甲子園を目指す。(中田 康博)

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