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アマ12冠・荒本一成が6回TKOデビュー 左フック一発でモンゴル人ボクサーをねじ伏せる

スポーツ報知 / 2024年7月20日 19時20分

6回TKOでデビュー戦勝利の荒本一成(左)。3回に左フックを放つ(カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング▽スーパーミドル級(76・2キロ以下)6回戦 荒本一成(TKO6回1分9秒)ムングンツォージ・ナンディンエルデン(20日、両国国技館)

 アマ12冠のスーパールーキー荒本一成(24)=帝拳=がプロデビュー戦を鮮やかなTKO勝利で飾った。韓国ミドル級3位ムングンツォージ・ナンディンエルデン(37)=モンゴル=と対戦した荒本は、プロ初戦の緊張からか硬い立ち上がりだったが、左ボディーを中心に積極的に前に出てプレッシャーかける展開。4回からはさらに圧力を強め試合の主導権を握ると、最終6回に左フックでナンディンエルデンをキャンバスにねじ伏せ快勝した。

 「左フックは練習していたパンチ。だが、きょうは相手のファイトに付き合ってしまった。いい勉強になりました」と初陣でのKO勝ちにも反省ばかりが口をついた。

 奈良・王寺工で史上初の高校8冠を獲得。日大時代にも全日本選手権で優勝するなどアマで92戦85勝(37RSC)7敗と輝かしいレコードを誇る。リングサイドにはひと足早くプロデビューした王寺工の同級生・今永虎雅(大橋)が応援に足を運んでいた。6戦全勝(5KO)の無敗を誇る親友は今やライト級の注目株。ともにプロ入りしてからも「よく食事に行って、情報交換しています」というほどの仲で「また勉強させてください」とリング上から客席の今永に頭を下げた。

 今後の目標は「一戦一戦、目の前の試合に勝っていって、そうすればおのずと道は開けると思う。次はもっと進化した姿を見せれるように頑張ります」。具体的には口しなかったが、最終目標はミドル級での世界チャンピオン。厳しい道のりの第一歩を踏み出した。

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