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巨人助っ人左腕 自身4連勝生んだ家族との焼き肉店&和食料理店

スポーツ報知 / 2024年7月21日 5時10分

躍動感のある投球フォームでテンポ良く投げるグリフィン。7回途中2失点で5勝目を挙げた(スローシャッターで撮影=カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ 中日3―4巨人(20日・バンテリンドーム)

 何度も左翼席のG党から拍手を送られる好投だった。それでもグリフィンは試合後、満足感を一切見せなかった。6回1/3を4安打2失点、8奪三振で5勝目。自身4連勝で前半戦を終え、中日戦も計7戦4勝無敗となった。「コントロールも今日、良かった」としつつ、「7回は真ん中に全部集まってしまった。回の途中でマウンドを降りたことはすごく悔しいし、反省したい」と冷静に振り返った。

 初回先頭・カリステに右前打を許したが、その後は6回まで無安打投球。「いいテンポで、メカニックも同じように投げてというのは意識している」とテンポ良く腕を振り、二塁すら踏ませていなかった。7回に3連続長短打を浴びるなど2点を失ったが役割を果たし、阿部監督も「ナイスピッチングでした」とたたえた。

 今季は序盤こそ不調やコンディション不良もあり、一時は防御率も5・65まで悪化した。それでも6月の1軍復帰後はスライダーを解禁して復活するなど同2・38で前半戦をフィニッシュ。7回以上1失点以下とは5登板連続で止まったが、6登板連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)を記録した。

 前回13日は初来日した両親の前で勝利を飾り、今回までも「間違いなくいい1週間」と球場での調整も私生活も充実の時を刻んだ。両親は既に離日しており、滞在期間は1週間。「観光地を巡るというよりも普段の息子夫婦、孫がどんな日常を送っているか興味がある」と観光地案内もそこそこに、普段から足を運ぶ焼き肉店や和食料理店で舌鼓を打つなどして時間を共有した。

 リーグVへの力になる意欲を十分持つ助っ人左腕。「いい状態を維持できているので、オールスター休み期間中にしっかり腕を休めて、今後もこれを持続できるようにしていきたい」と気持ちを新たにした。後半戦も、左のエースとして多くの白星を積み重ねてくれそうだ。(田中 哲)

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