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【高校野球】第1シードの東海大菅生がまさかの1イニング10失点で敗退…〝宮本ジュニア〟恭佑は大学進学を希望

スポーツ報知 / 2024年7月20日 20時51分

最後の夏を終え、涙する東海大菅生・宮本恭佑投手(カメラ・中西珠友)

◆第106回全国高校野球選手権 西東京大会 ▽5回戦 拓大一10-9東海大菅生(20日・スリーボンドスタジアム八王子)

 第1シードの東海大菅生が拓大一に敗れ、21年以来の甲子園出場を逃した。

 東海大菅生は3回までに3点を先制。先発した元ヤクルトの宮本慎也氏の息子・恭佑投手(3年)が3回まで走者を出しながら抑えたが、4回に崩れた。「バッティングの良いチームというデータがあり、ビックイニングがよぎった」と焦り、負の連鎖に陥った。持ち味である走者を出してからの投球にも乱れが生じた。逆転を許したところで春大会エースナンバーを背負った右腕・小島葵投手(3年)にスイッチするも流れを止められず、1イニングで10失点を喫した。

 一方の強力打線は8回には前田蓮内野手(2年)の2ラン、9回には高西航輝内野手(3年)の中前適時打などで猛追。1点差まで詰め寄るも、あと一歩届かなかった。

 宮本は春先に肋骨を疲労骨折し「ケガ明けで投げ込みができなかった」と明かした。試合開始の9時で真夏日となる酷暑のなかの登板で「4回の投球練習時には体力が限界だった」という。2年春にはセンバツも経験し「悔いが残らないは嘘かもしれないけど、やりきった」と前を向いた。今後は大学で野球を続けると明言した。

 バックネット裏で試合を見届けた父・慎也氏は「他の子とは違うプレッシャーもあったと思う」と息子の心中を思い、「悔いは残っていると思うけど、2年半お疲れさま」とねぎらった。慎也氏は22年秋から臨時コーチとしてチームにも携わり「息子と一緒にできる機会はなかなかないので(若林弘泰)監督を始め関係者の方にすごく感謝している」と話した。

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