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【阪神】連夜のバント処理失敗&完封負け…63年ぶり甲子園で広島に6連敗 8年ぶりBクラスで球宴へ

スポーツ報知 / 2024年7月20日 21時28分

8回、選手交代を告げる岡田彰布監督(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 阪神0―1広島=延長11回=(20日・甲子園)

 阪神は今季2度目の4連敗で、貯金がなくなった。5日以来の勝率5割に逆戻り。4位でオールスターを迎えることが決まった。2016年以来、8年ぶりのBクラスターン。甲子園での広島戦は4月10日から6連敗で、1961年4~7月以来、63年ぶりのワーストタイとなった。

 延長11回の守りで痛恨のミス。無死一塁から矢野の犠打を投手・富田が処理したが、一塁へ悪送球を犯した。この間に一塁走者に三塁進塁を許すと、そこから無死満塁にピンチが広がり、小園に決勝犠飛を浴びた。2試合連続の0―1で敗れ、今季13度目の完封負け。19日も5回に坂本が犠打の処理で失策を犯したことが決勝点につながったが、連日の悪夢となった。

 打線は先発の大瀬良の前に4回まで無安打に封じられ、出塁すらできなかった。5回1死から大山が左前にチーム初安打。さらに前川が右前打で続き、一、二塁としたが、梅野が三ゴロ併殺。4回には森下、6回には近本のポール際への大飛球が惜しくもファウル。快音が野手の正面を突く場面も目立ったが、なかなか好機が生まれなかった。

 今季2度目の先発となった及川は自己最長の6回を3安打無失点。初回2死一、三塁で上本から空振り三振を奪って切り抜けると、以降は二塁を踏ませなかった。5月24日の巨人戦での今季初先発は5回途中まで1失点。好投しながら、マメを潰して悔しい降板となったが、再び巡ってきたチャンスで後半戦のローテーション入りをアピールした。

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