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【広島】小園海斗が0―0の延長11回にV犠飛で虎倒!63年ぶりの甲子園6連勝で首位ガッチリ

スポーツ報知 / 2024年7月20日 21時28分

11回無死満塁、小園海斗が中犠飛を放つ(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 阪神0―1広島=延長11回=(20日・甲子園)

 広島は、阪神との我慢比べを制した。0―0の延長11回、最後は4番・小園海斗内野手が決めた。無死満塁から、きっちり犠飛を放って均衡を破った。今季黒星スタートとなった甲子園では1961年以来、63年ぶりの6連勝。前半戦ラストの3連戦は連勝でカード勝ち越しを決め、首位をキープした。

 延長11回は先頭・秋山が四球で出塁。続く矢野の犠打に相手の失策が絡み、無死二、三塁。野間は申告敬遠で歩かされ、無死満塁と好機をひろげていた。無安打で決勝点を奪う形となった。

 先発の大瀬良は7回無失点と好投した。5回1死まで完全投球で、5回と6回はそれぞれ1死一、二塁のピンチを背負ったが、得点は与えなかった。7月6日の敵地・中日戦で球団歴代2位の連続無失点が37回1/3で途切れたものの、再び連続無失点は16イニングに。試合前時点でリーグトップの防御率は0・88から0・82となった。8回以降もリリーフ陣が、抜群の安定感で無失点でつないだ。

 打線は、阪神先発・及川に対して初回2死から連打で一、三塁の好機をつくったものの、上本が空振り三振。2回以降は無安打を続け、6回は野間の中前打と二盗で2死二塁としたが、小園が二ゴロに倒れた。その後も阪神投手陣の前に苦戦していたものの、最後に白星をつかみとった。

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