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無傷7連勝照ノ富士はここ数年で最高の相撲 業師宇良相手も悪癖封印 好調の要因…琴風評論

スポーツ報知 / 2024年7月21日 6時10分

照ノ富士が寄り切りで宇良(手前)を下す(カメラ・豊田 秀一)

◆大相撲 ▽名古屋場所7日目(20日・ドルフィンズアリーナ)

 ここ数年では最高の相撲だった。照ノ富士は照ノ富士であり、宇良もまた宇良であった。久しぶりに手に汗を握り、猛暑でも体が凍りつくような興奮を覚えた。宇良の勝機は左かいなを取った時か。しかも逆手に引っ張った。本来なら動きは止まるはずなのに、照ノ富士は引っ張られた方に足を動かして防いだ。好調だからこそ成せる技だ。

 宇良の左差しをきめた時には左右に小手で振る悪癖が出るかと思ったが、上手を取って前に出ようとした。このコラムで何度も書いているが、小手で左右に振ると膝に負担がかかる。膝に爆弾を抱えている照ノ富士にとっては一番の禁じ手。冷静だったから流れの中で悪癖が封印できた。

 2番前には豊昇龍と霧島の大関と元大関の対戦があって、あっさり勝負が決まった。“しらけムード”を見事に払拭(ふっしょく)してくれた大熱戦だったといえる。(元大関・琴風、スポーツ報知評論家)

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