【ＤｅＮＡ】中継ぎ陣が踏ん張りれず逆転負け 雷雨鳴り止まず…三浦大輔監督「かなりコンディションが悪い中、一生懸命投げてくれた」

三浦大輔監督

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ヤクルト６―４ＤｅＮＡ（２０日・神宮）

　ＤｅＮＡは中継ぎ陣が打たれ、ヤクルトに逆転負け。２度の中断を挟む長時間ゲームを制すことができず、首位とのゲーム差は１・５に拡大した。

　先発した石田裕は４―１の５回。先頭の山田に森敬の失策で出塁を許すと、続く丸山に中前打を打たれ、代打で出場した青木に遊撃への内野安打で無死満塁。続く長岡に右前へ適時二塁打を浴び２失点し、続く西川を左飛に打ち取ったところで交代が告げられた。プロ入り後最短となる４回１／３を６安打３失点（自責２）で降板し、「感覚、状態も良く、序盤は打たせて取る投球ができた。しかし、５回の得点を許した場面、連打で得点に繋げてしまい悔しいイニングとなってしまった」と唇をかんだ。

　４―３の６回には３番手で登板した山崎がオスナに同点ソロを浴びると、８回にも５番手の中川虎が左翼ポール直撃の２ランを打たれ、試合が決まった。

　打線は初回に先頭の梶原から３連打で２点を奪うと、２―０の３回には牧の遊ゴロの間に１点を追加。３―１の５回にも牧の適時二塁打で貴重な追加点をもたらしたが、そこまでだった。

　投手陣が粘りきることができなかったが、三浦大輔監督は「連日よく投げてくれている。若い選手達がああやって打たれましたけど、しっかり攻めきった結果」と責めることはなかった。雷雨が鳴り止まず、計２７分の中断を挟んだ試合を終え「雷が鳴ったり雨が降ってきたり。かなりコンディション悪い中、何とかしようと一生懸命よく投げてくれた」とねぎらった。