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【高校野球】久居、折戸彩冬マネジャー「一緒に喜びを味わえるのってすてきだな」 夢は理学療法士

スポーツ報知 / 2024年7月20日 23時4分

ナインの3回戦進出に笑顔を見せた久居・折戸彩冬マネジャー(カメラ・森口登生)

◆第106回全国高校野球選手権三重大会▽2回戦 久居10―3宇治山田=7回コールド=(20日・県営松阪)

 久居が12安打10得点を奪い、3回戦進出を決めた。折戸彩冬マネジャー(3年)は記録員としてベンチ入りし、チームを支えた。

 ベンチの壁にかけてあった“背番号21”のユニホームの持ち主は折戸さんだった。「メモリアルゲームの時に花束と一緒に選手たちがくれたんです」と満面の笑み。打撃練習のボール出しから打率の計算まで、なんでもこなす、3年生ではたった1人のマネジャー。そんな彼女の献身的な姿に1番打者・竹内亜都夢中堅手(3年)も「どんな時でも支えくれる。感謝しかないです」。ユニホームは、選手たちからの精いっぱいの気持ちだった。

 中学生の頃からのマネジャーをしたいという思いをきっかけに野球部へ入った折戸さん。幼い頃から、人を支えることに喜びを感じると気づいてきた。今まで思い描いてきた将来の夢は「保育士から、ドラマ『ラジエーションハウス』の影響もあって放射線技師、そして理学療法士ですね」と全て、人を支える仕事。マネジャーの業務を通して、より明確になった将来の夢は「理学療法士」だという。「まず人と話すことが好きで、患者さんと話しながら仕事したり、復帰したときに一緒に喜びを味わえるのってすてきだなって」。高校卒業後は理学療法士の専門学校に進学予定だ。

 迎えた3年間の集大成の今大会。折戸さんは「目標とするベスト4以上になれるように頑張って欲しいです」とチームを支え続け、共に戦い続ける。

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