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【広島】新井監督「今日も粘り勝ち」63年ぶり球団最長タイの甲子園6連勝で堅首/一問一答

スポーツ報知 / 2024年7月20日 23時6分

小園海斗(右)を迎える新井貴浩監督(中)(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 阪神0―1広島=延長11回=(20日・甲子園)

 広島は、阪神との我慢比べを制した。0―0の延長11回無死満塁から4番・小園が決勝犠飛で勝負を決めた。投手陣は先発・大瀬良が7回無失点の好投から3戦連続の完封リレーは2年ぶり。2戦連続の1―0勝利は1989年以来35年ぶりだった。今季黒星スタートだった甲子園では6連勝となり、球団で1961年以来63年ぶりの最長タイ。前半戦ラストの3連戦は連勝でカード勝ち越しを決め、首位をキープした。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―延長11回無死満塁、小園が2球で追い込まれながら犠飛で決勝点

 「彼の気持ちが出ていた打席だったと思います」

ー ―延長11回は敵失などもあったが無安打で得点を奪った

 「今日も粘り勝ちかなという、そんな試合でした。まずは(7回無失点の大瀬良)大地が、今日も素晴らしいピッチングで、アツ(会沢)も最後までマスクをかぶって点を与えていないわけだから。本当にナイスゲームだったと思います」

 ―9回はハーンを投入して、栗林は勝ち越した延長11回。今年あまりないパターンだった

 「相手の打順を見ながらね。相性のよし悪しとかもある。今日はちょっと変えてやってみました」

 ―投手が粘って打線が少ないチャンスをモノにした

 「今年、自分たちがやっている戦い方。ロースコアで僅差の試合を勝ち切っていくと、チームとしても力がついてくる。こういう展開になると一つのミスが命取りになるし、そういった中で球際を攻めていかないといけない。みんな、しびれる展開でロースコアを勝ち切っていく中で、選手もチームも戦いながら強くなっていると思います」

 ―甲子園の6連勝は1961年以来

 「去年はそんなに良くなかった(2勝9敗1分け)でしょ。そういうのを選手は分かっていると思います。選手も分かっていると思うので、なお今年やるぞ!と思ってくれていると思います」

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