大谷翔平、後半戦初本塁打で４年連続３０号なるか、「１番・ＤＨ」スタメン…Ｃｒｅｅｐｙ Ｎｕｔｓ登場予定

◆米大リーグ　ドジャース―レッドソックス（２０日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２０日（日本時間２１日午前８時１５分開始予定）、本拠地・レッドソックス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。後半戦２戦目で、あと１本に迫っている４年連続４度目となるシーズン３０号本塁打に期待がかかる。

　後半戦初戦だった前日１９日（同２０日）は、１打席目からまさかの３打席連続空振り三振。それでも１点を追う８回１死一塁の４打席目には、左翼へエンタイトル二塁打を放ってチャンスを広げ、フリーマンの逆転満塁本塁打につなげた。

　レッドソックスの先発は、ジーター・ベロ投手（２５）。メジャー２年目だった昨季１２勝を挙げてブレイクした右腕は、今季すでに防御率５・３２ながら、チーム最多１０勝（５敗）を挙げている。大谷は昨年対戦して、本塁打こそないが５打数３安打の打率６割。後半戦初アーチにも期待がかかる。

　この日の試合前には中堅でイベント「ＡＦＥＥＬＡ　ＰＲＥＧＡＭＥ　ＰＥＲＦＯＲＭＡＮＣＥ」が行われ、人気ヒップホップユニット「Ｃｒｅｅｐｙ　Ｎｕｔｓ」がライブを行い、「Ｂｌｉｎｇ－Ｂａｎｇ－Ｂａｎｇ－Ｂｏｒｎ」等を披露する見込みだ。同ユニットが米国でライブを行うのは初。試合前から大きく盛り上がることになりそうだ。

　大谷はここまでチーム９８試合中、９５試合に出場。３７４打数１１８安打（リーグ２位）の打率３割１分６厘（同２位）、２９本塁打（同１位）、６９打点（同３位）、２３盗塁（同４位）、７６得点（同１位）、ＯＰＳ１・０３３（同１位）をマークしている。この試合で本塁打を放つと４年連続４度目のシーズン３０本塁打に到達。２発放つと、日米通算２５０号となる。

　レッドソックス・吉田正尚外野手（３１）は、前日１９日が４打数１安打だったが、この日はスタメンを外れた。