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野村修也氏、「サンデーLIVE!!」で宮田笙子「五輪辞退」を解説「問題は処分の手続きと処分の重さ」

スポーツ報知 / 2024年7月21日 6時28分

宮田笙子(カメラ・岩田 大補)

 テレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(日曜・午前5時50分)は21日、日本体操協会が19日に都内で会見し、パリ五輪女子日本代表のエースで主将の宮田笙子=順大=に、飲酒と喫煙が確認され五輪代表の辞退を発表したことを報じた。

 日本協会の行動規範に反したため。日本オリンピック委員会(JOC)も「辞退届」を受理し、認めた。発覚は15日に強化本部に入った内部通報による情報提供だった。調査のため、宮田はモナコでの事前合宿を離脱し、18日に帰国。日本女子の主将兼エースとして、パリ五輪で活躍が期待された19歳は、6月末~7月にかけて喫煙と飲酒を1度ずつ行ったことを認めた。現在、成人は18歳だが、喫煙と飲酒は20歳以上。また、同協会の行動規範にも反した。日本協会の藤田直志会長は「責任を深く感じている。顧問弁護士に法的にしっかり問題ないものと確認した。協会全体の問題」などと謝罪した。

 コメンテーターで弁護士の野村修也氏は協会が決めた今回の判断に「協会の行動規範には明らかに抵触していますので非難されることは仕方がないと思います」とした上で「問題は処分の手続きと処分の重さだと思います」と指摘した。

 続けて「基本的には本来は、あらかじめこういう行為をしたらどういう処分をするのかっていうことが明確になっていることと、それから懲罰委員会っていうのが本来開かれてそこで先例などを踏まえて他の競技と比較をしながらいわば処分の重さを決めていくっていうのが手続きとしてはあるはずなんですけど」と解説し「今回はいわば当事者の間で話し合いをして『辞退』という形をとっていますので、そのやり方で本当によかったのか?どうか?ということと、一般的にこれまでの先例を比較した場合には、やや重たい処分になっていますので処分としてやった場合はこうなったのかどうか。本当に本人が納得して辞退にいったのか?そこは確認しないといけないと思います」と指摘した。

 さらに「もうひとつ、プレッシャーを受けるアスリートに対するメンタルケアが組織として十分だったのかどうか?そこも考えていかないといけないと思います」と提言した。

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