前田健太、１―０リードの５回をピシャリ 計３失点も５年ぶり通算１０度目のホールドをマーク

◆米大リーグ　ブルージェイズ３―７タイガース（２０日、カナダ・オンタリオ州トロント＝ロジャーズセンター）

　タイガースの前田健太投手が２０日（日本時間２１日）、敵地のブルージェイズ戦に３番手で登板し２回を３安打３失点もリードを守って、ドジャース時代の２０１９年以来、通算１０度目のホールドをマークした。防御率は７・０７となっている。

　タイガースはこの日、ブルペンデー。前田は１点を先行した直後の５回に３番手で登板すると下位打線を３者凡退に抑えた。

　６回は味方が６点を挙げて気が緩んだのか、スプリンガーに左前タイムリー、ゲレロに中越えに１６号２ランを浴び計３失点で４番手のホルトンに交代。

　開幕から先発ローテーションに入っていた前田は７月９日ガーディアンズ戦に２回２／３を２本塁打含む７失点でＫＯされたこともあって、その後リリーフに転向。１４日のドジャース戦では３回２／３を１安打無失点の快投を見せ勝利に貢献していた。