青柳優馬、綾部蓮を破り８・１７立川で「三冠」挑戦決定「プロレス界の夏を取りに行くぞ！」…７・２０後楽園全成績

青柳優馬

◆全日本プロレス「サマーアクションシリーズ２０２４」（２０日、後楽園ホール）観衆１３４１

　全日本プロレスは２０日、後楽園ホールで「サマーアクションシリーズ２０２４」を開催した。

　第４試合で青柳優馬と綾部蓮が８・１７立川大会で行う三冠ヘビー級戦への挑戦者決定戦で激突。満員の客席が沸騰する激戦は、青柳が１１分５４秒、エンドゲームでレフェリーストップとなり綾部を破り挑戦権をゲットした。

　試合後、マイクを持った青柳は、客席へ「プロレスの夏と言えば何ですか？」と問いかけ「あえてよその団体のイベントに名前を出すことはないが」と切り出し、全日本プロレスのファンへ「一緒にプロレス界の夏を取りに行くぞ！」と叫ぶと「だまされたと思ってこの俺についてこい」とメッセージを送った。

　バックステージで青柳は「だいぶヒヤっとしたけど綾部連に勝つことができたぞ。次、三冠をとりにいくぞ」と胸を張り「俺と一緒に全日本プロレスファンのみんなプロレス界の夏を取りに行くぞ。俺らが勝つんだ」と２０２４年の夏男を宣言した。

　三冠戦線はこの日の後楽園で王者・安齊勇馬が本田勇輝を破りＶ４に成功。安齊は８・３仙台で斉藤レイの挑戦を受ける。青柳は仙台の勝者に立川で挑戦する。

　　◆７・２０後楽園全成績

　▼第１試合　アジアタッグ選手権試合６０分１本勝負

王者組・○ＭＵＳＡＳＨＩ、吉岡世起（１５分１２秒、エストレージャ・フトゥーロ→片エビ固め）挑戦者組・“ミスター斉藤”土井成樹、Ｓ●

　▼第２試合　１０人タッグマッチ３０分１本勝負

芦野祥太郎、○井上凌、鈴木秀樹、黒潮　ＴＯＫＹＯ　ジャパン、立花誠吾（８分１３秒、大観音スープレックスホールド）大森北斗、羆嵐、サイラス、ジャック・ケネディ、愛澤Ｎｏ．１●

　▼第３試合　和田京平デビュー５０周年記念試合　６人タッグマッチ３０分１本勝負

渕正信、斉藤ジュン、○斉藤レイ（９分４２秒、チョークスラム→体固め）諏訪魔、田村男児●、大森隆男

　

　▼第４試合　８・１７立川・三冠ヘビー級王座挑戦者決定戦　時間無制限１本勝負

○青柳優馬（１１分５４秒、エンドゲーム→レフェリーストップ）綾部蓮●

　▼第５試合　ＮＥＸＴＲＥＡＭファイナル　スペシャルシングルマッチ６０分１本勝負

○宮原健斗（１３分２６秒、回転足折り固め）ライジング　ＨＡＹＡＴＯ●

　▼メインイベント　三冠ヘビー級選手権試合　６０分１本勝負

○王者・安齊勇馬（２２分４２秒、ギムレット→片エビ固め）挑戦者・本田竜輝●