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大谷翔平がサヨナラの大チャンスで申告敬遠、本拠地騒然大ブーイング

スポーツ報知 / 2024年7月21日 11時1分

◆米大リーグ ドジャース―レッドソックス(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠地・レッドソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、同点の9回1死二塁で迎えた5打席目は申告敬遠で、本拠地は大ブーイングに包まれた。

 レッドソックスの先発は、ジーター・ベロ投手(25)。メジャー2年目だった昨季12勝を挙げてブレイクした右腕は、今季試合前の時点ですでに防御率5・32ながら、チーム最多10勝(5敗)を挙げていた。大谷は昨年対戦して、本塁打こそないが5打数3安打の打率6割。相性はよかった。

 初回先頭の1打席目は、試合前に人気ヒップホップユニット「Creepy Nuts」がライブを行って、DJ松永が始球式を行ったこともあってか、登場曲を「Bling-Bang-Bang-Born」に変えて打席に立ったが一ゴロに。1点をリードした3回1死走者なし2打席目は三邪飛に倒れた。

 1点を追う6回先頭の3打席目は、左中間への二塁打。打球速度112・7マイル(約181・4キロ)という鋭い当たりでの5試合連続安打で、メジャー通算800安打として、二塁塁上では自ら手をたたいてうなずいていた。その後T・ヘルナンデスの右前打で二塁から一気に生還。積極的な好走塁で同点のホームを踏み、パヘスの中犠飛で一時勝ち越した。1点を追う7回2死一塁の4打席目は2番手左腕・ブーサーの前に三飛に倒れた。

 後半戦初戦だった前日19日(同20日)は、1打席目からまさかの3打席連続空振り三振。それでも1点を追う8回1死一塁の4打席目には、左翼へエンタイトル二塁打を放ってチャンスを広げ、フリーマンの逆転満塁本塁打につなげた。

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