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【高校野球】札幌日大が夏の甲子園全国一番乗り 4度目の決勝で悲願の夏初優勝

スポーツ報知 / 2024年7月21日 12時10分

優勝を決めた瞬間、マウンド上で吠えながらガッツポーズする札幌日大の小熊梓龍投手(左、カメラ・ 砂田 秀人)

◆第106回全国高校野球選手権南北海道大会 ▽決勝 札幌日大6―4立命館慶祥(21日・エスコンフィールド)

 札幌日大が決勝初進出の立命館慶祥を下し、全国一番乗りで夏の甲子園初出場を決めた。

 最速143キロ左腕・小熊梓龍(しりゅう、3年)が、完封した準決勝に続き先発マウンドに上がった。ストライク先行のテンポの良い投球でアウトを積み重ね、6回まで無失点投球。7回に4安打を浴びて4点を失ったものの、2試合連続完投でリードを守り切った。

 打っては、1回2死二塁から4番・窪田洋祐外野手(2年)の左前適時打で先制。2回には小熊が自らのバットで犠飛を放つなど得点を積み重ね、主導権を握った。

 同校は1987年に創立し、野球部も同年創部。2002年春のセンバツで甲子園に初出場した。以降、21年春季北海道大会を制したが、甲子園につながる秋、夏の道大会は計6度決勝に進出するも準優勝。夏は4度目の決勝進出で初めて頂点に立った。主な野球部OBは元ロッテ・黒滝将人、元DeNA・水野滉也、元日本ハム・片岡奨人ら。

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