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早稲田摂陵、初回14得点でベスト16入り 現校名最後の夏に8強王手

スポーツ報知 / 2024年7月21日 12時34分

初回14得点を挙げた早稲田摂陵の勝利を伝えるスコアボード(カメラ・田村 龍一)

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会▽4回戦 早稲田摂陵14―4信太=5回コールド=(21日・くら寿司スタジアム堺)

 早稲田摂陵が初回14得点で信太(しのだ)に大勝し、ベスト16入りを決めた。希望していた後攻がとれず先攻となった摂陵だが初回、いきなり猛打爆発。1本塁打を含む10安打のかため打ちで、14得点を奪い、試合の流れを掌握した。2回以降は無得点に抑えられたが、信太を4得点に抑え、ベスト16入り。3番・中堅の妻鳥悟己主将(3年)は「つなぐ意識で打席に入った。今大会、みんなでいつか打線爆発したいと話していた」と笑顔。「2回以降は変化球に対応できていなかった」と反省も忘れなかった。

 来年4月、校名が「早稲田大阪」と変わる。旧校名でもある「摂陵」の名で戦う最後の夏へ、まずは8強入りを目指す。同主将は「先輩がたの思いも背負ってベストを尽くす。ベスト8をかけた試合から別の大会になる」と気合を入れ直した。24日の5回戦で太成学院大高と対戦する。

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