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中谷潤人が那須川天心とグータッチ「センスがあります。結果を残してリスペクトする」

スポーツ報知 / 2024年7月21日 13時33分

世界タイトル戦から一夜明け、笑顔で会見する中谷潤人(左)とアンソニー・オラスクアガ (カメラ・堺 恒志)

 プロボクシングのWBC世界バンタム級(53・5キロ以下)王者の中谷潤人(M・T)が21日、都内の帝拳ジムで会見を行った。20日の初防衛戦で同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に1ラウンドKO勝ち。試合後は親友でWBO世界フライ級(50・8キロ以下)王者となったアンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)とともに食事をしたという。その後は「寝られなくて、ずっと起きていた」と明かした。

 米ラスベガス合宿中の6月中旬に、実践練習で下唇を5針縫うけがを負いながらの圧勝劇。試合ごとに強さを増しており、「KOできたので、結果としてよかった」と笑顔を見せた。オラスクアガとベルトを持ってリングに上がり、声援を受けたことに「思い出に残るシーンだった」と振り返った。それでも、「反省点だったり、自分が思うことがあったので、詰めてやっていきたい」と中身は明かさなかったが、気になった修正点があり、克服を目指すという。

 目標とするパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じた最強ランキング)1位に向け、「統一戦が大事になってくる」と改めて4団体統一を狙うことを明言した。

 この日、同じく会見を行った那須川天心については試合映像は見ていないものの、「センスあります。KOを意識されていたと思う。相手を倒しにいくのはリスクがある中で結果を残している。リスペクトするところです」と評価。会見の入れ替わり時には天心からのグータッチに笑顔で応える場面も見られた。

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