1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【高校野球】金足農が夏の甲子園に帰ってくる 6年ぶり7度目 吉田輝星弟・大輝が16安打5失点完投勝ち 両校計29安打死闘制した

スポーツ報知 / 2024年7月21日 15時50分

ガッツポーズする金足農の吉田大輝(中央)らナイン(カメラ・山崎 賢人) 

◆第106回全国高校野球選手権秋田大会準決勝 金足農6―5秋田商(21日・さきがけ八橋)

 秋田では決勝が行われ、金足農が秋田商に勝利し、6年ぶり7度目の優勝を決めた。同校OBで18年夏の甲子園準優勝に貢献したオリックス・吉田輝星投手(23)の弟で、エースの大輝投手(2年)が16安打を浴びながらも5失点で完投し、優勝の原動力になった。

 大輝は今大会、初戦の2回戦(10日)で第1シードの明桜に延長10回タイブレークの末、完投勝ち。3回戦(13日・対大館桂桜)、準々決勝(16日・対本荘)と連続完封をマークして、全28回356球を1人で投げ抜いていた。

 そして中4日で迎えたこの日も力投を披露。両校計29安打の死闘を制した。金農旋風が再び、夏の聖地を席巻する。

 ◆吉田 大輝(よしだ・たいき)2007年4月23日、秋田・潟上市生まれ。17歳。小1時に天王ヴィクトリーズで野球を始める。天王中では軟式野球部に所属。金足農では1年春からベンチ入り。178センチ、81キロ。右投右打。家族は両親と兄のオリックス・輝星。

 

 ◇ミラクル金農めも

 ▽84年夏 甲子園に初出場。初戦は名門・広島商と対決。下馬評を覆し、6―3で勝利すると、4強入り。準決勝では2年生のKKコンビを擁するPL学園と勝負。2―1の8回1死から桑田真澄に逆転2ランを浴び、惜しくも敗れた。

 ▽18年夏 エース・吉田輝星を擁し、3回戦で横浜に5―4で逆転勝利。準々決勝・近江戦では9回裏に斎藤璃玖遊撃手が逆転サヨナラ2ランスクイズを決め、3―2で劇勝。決勝で大阪桐蔭に敗れたが、秋田勢103年ぶりの準優勝。“金農旋風”と呼ばれ、社会現象になった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください