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【高校野球】昨夏初出場の共栄学園が5回戦で散る 東京・永見に1安打完封負け

スポーツ報知 / 2024年7月21日 15時18分

5回戦敗退で涙する高橋祐稀主将(右)ら共栄学園ナイン(カメラ・中西珠友)

◆第106回全国高校野球選手権 東東京大会 ▽5回戦 東京5-0共栄学園(21日・大田スタジアム)

 昨夏の甲子園に初出場した共栄学園が、東京のエース右腕・永見光太郎投手(3年)を前に1安打無得点で5回戦敗退となった。

 1安打に終わり原田健輔監督は「完敗ですね。うちの打者の力より永見くんの力が上だった」と脱帽した。永見が得意とする外角直球とカットボールの対策をOBと練ったが、及ばなかった。

 2回にチーム唯一の安打を放った早川飛翔(ひょう)外野手(3年)は「受け身になって四球待ちでは無理」と初球から思いっきりスイング。1―1からの3球目を右前に運んだ。それでも「映像以上に球が来ていた。今までの投手とは全然違う」と衝撃を受けた様子だった。

 早川は昨夏の甲子園も経験。それでも2年連続出場の重圧はなく、シード校相手を前に「挑戦者として挑んだ」という。野球は高校まで。「最後の試合に悔しさは残るけど、やりきった」と前を向いた。

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