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尊富士、119日ぶり復帰戦で白星 大歓声に「一人一人の声援が届いた」 大銀杏も初披露 阿武剋に完勝

スポーツ報知 / 2024年7月21日 15時46分

尊富士(右)が寄り切りで阿武剋を破る(カメラ・豊田 秀一)

◆大相撲 ▽名古屋場所8日目(21日・ドルフィンズアリーナ)

 右足首負傷で初日から休場していた東十両2枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が復帰戦で白星を手にした。西同筆頭・阿武剋(阿武松)との一番を寄り切りで制した。立ってすぐに左を差すと、右を巻き替えてもろ差しになった。そのまま出て寄り切り。十両優勝争いでトップを走っていた元学生横綱を寄せ付けず、幕内優勝経験者の貫禄を示した。

 土俵に上がると館内からは大歓声があがった。尊富士は「声援がすごかった。優勝したときより注目されているなと感じた。その分、硬くなっていたけど、自分を信じていきました」と振り返った。ファンの声には「今まで土俵に上がっても、聞こえなかった一人一人の声援が自分に届いた」と感謝した。この日は初めて大銀杏(いちょう)を結っての土俵だった。「特に感触はない。大銀杏じゃない方が慣れているけど、結うしかない」と多くを語らなかったが、勝利で花を添えた形となった。

 尊富士は3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を遂げながら、14日目に負傷した右足首の回復が遅れて先場所は全休。史上最速となる優勝場所から1場所で十両に転落した今場所も、初日から休場していた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は状態次第で「途中から出られる可能性はある」と示唆していた。本場所の土俵は春場所千秋楽(3月24日)以来、119日ぶりだった。

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