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【オリックス】屈辱の12失点で22年8月以来の同一カード3連戦3連敗 借金5で前半戦終了

スポーツ報知 / 2024年7月21日 19時40分

2回途中で降板する佐藤一磨(左)(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ オリックス5―12楽天(21日・ほっともっと神戸)

 オリックスが今季2度目の2ケタとなる12失点の惨敗で、2年ぶりの同一カード3連戦3連敗を喫した。昨季まで3連覇の王者が、40勝45敗2分けの借金5で前半戦を終えた。

 先発・佐藤がいきなり崩れた。初回にヒットと四球で1死一、二塁を招くと、浅村に先制打を左前に運ばれた。続く鈴木大には右翼席への3ランを被弾。続く2回にも先頭・小深田へのストレートの四球と自らのバント処理のミスから傷口を広げ、小郷に適時打を浴びたところでマウンドを降りた。「このような投球になってしまい、申し訳ないという思いしかありません」。1回0/3を6失点でプロ初黒星を喫した。

 打線は2回に杉本の5号2ランなどで3点を挙げると、5回にも西川の犠飛で1点を返したが、楽天の先発・藤井を完全には攻略できなかった。

 チームの同一カード3連戦3連敗は22年8月2~4日の西武3連戦(ベルーナD)以来。その間、3連戦の初戦から連敗した8カードは、3戦目で白星を挙げる驚異の粘りを見せてきたが、ついに神話も途絶えた。

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