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菅野が巨人トップの8勝!「出来過ぎとも思わない」 得意バンテリンDで6回5安打1失点 14登板2敗で貯金6

スポーツ報知 / 2024年7月22日 5時10分

3回2死一、三塁、高橋周から三振を奪い、ほえる菅野(カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ 中日1―4巨人(21日・バンテリンドーム)

 得意の地で輝いた。菅野はピンチを脱し、雄たけびを上げた。両軍無得点の3回2死一、三塁で、高橋周をフォークで空振り三振。6回5安打1失点でチーム単独トップの8勝目。「それが一番」と勝利で前半戦を締め、バンテリンDでは中日に所属経験のない投手で三浦大輔に次ぐ歴代2位の通算13勝(3敗)となった。

 「先制点を与えないことだけ考えて投げて、我慢強く投げられた。(高橋周は)当てるのが上手なので。最近フォークがいいので、真っすぐも使いながら追い込めてああいう結果になった」

 序盤はカットボールやスライダーなど変化球を多めに使い投球を展開。直球を含めコースを丁寧に突き、フォークもさえた。6回に中田に浴びたソロで同球場での連続無失点は17イニングで止まったが、要所で奪った三振も光り、5登板ぶりの6回以上で締めた。

 阿部監督は2月に右腕の中10日構想を明かしていたが、開幕から基本的に中6日で回った前半戦は14登板で2敗のみの貯金6。「後半戦も厳しい戦いが多くなると思うので、そこでも頑張ってもらいたい」と将は期待を寄せた。

 一方で、支えてくれている存在の一人は今年も不変。昨季の離脱中、路頭に迷った際に助けてくれた久保巡回投手コーチとはG球場での投手練習などで1週間に一度は対面しており「そのときに1週間の総決算を話すようにしている」と確認作業を行う。「横振りにならないことだったり、本人が試合の中で修正法を端的に早く分かっている。すごく視野も広くなったと思うし(後輩への)伝え方のパーツも増えたと思う」と師は目尻を下げる。2年目の“師弟関係”も躍動につながっている。

 尾張での白星に始まり、尾張での白星で終えた前半戦。「出来過ぎとも思わない。ただ、イニング(85回1/3)はあまり投げられていない。もう少し信頼されて長いイニングを任せてもらえるように頑張りたい」。リーグの頂へ、力強く歩を進める。(田中 哲)

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