1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

巨人OBの堀内恒夫氏が巨人ベンチに「菅野の100球降板」継続を勧める一方、戸郷、山崎伊には「もっと投げろ!」指令?

スポーツ報知 / 2024年7月22日 5時20分

6回1失点の力投で8勝目を挙げた菅野(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERA セ・リーグ 中日1―4巨人(21日・バンテリンドーム)

 貯金8つでのターンって、巨人ファンでも想像できなかったろうな。失礼を承知の上で言うが「うれしい誤算」だ。

 その筆頭が菅野。ベテランが挙げた8勝(2敗)がそのままチームの貯金につながっていると俺は思う。昨年の成績から見たら、信じられない復活ぶりだよ。

 2回。先頭打者の細川に対しての投球に、心の内が透けて見えた。「マークするのはこの打者ひとり」

 乱打された前回登板の反省からか、この日はストレートを多めに使ったが、プレートの三塁側を踏んで外のスライダーをより遠くさせながら、角度がつかない内角に絶妙な制球でツーシームを決めて見逃し三振に取った。技術力の高さを見せつけた投球だった。

 巨人の前半戦の躍進は、戸郷、山崎伊、グリフィン、菅野の4人の先発陣が安定していたことと、中継ぎ陣が踏ん張ったから。ただ、ベンチには後半戦も菅野には100球前後で代える配慮をしてやってもらいたい。菅野が常にベストな状態でマウンドに上がれれば、チームの流れを変えない投球を続けてくれるはずだ。

 ただし、戸郷、山崎伊に対しては、そういうわけにはいかない。この2人も100球を超えたところで交代しているが、今よりも少なくとも20球は多く投げてもらいたい。まだ若い2人には肉体、精神両面で強い投手になってほしいからだ。加えて、ケラー、バルドナード、船迫らの登板過多も防げる。

 さて、後半戦。あとは打線の援護があれば言うことなし。言わずもがな。“岡本サマ”に頼るのみだよ。(スポーツ報知評論家・堀内 恒夫)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください