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ツアー新記録28アンダーのわけは“易しいコース”設定 猛暑&高温多湿考慮でVの川崎以外も好スコア

スポーツ報知 / 2024年7月22日 6時5分

5番でバーディーを決め、笑顔で6番に向かう川崎春花(右)(カメラ・谷口 健二)

 首位から出た川崎春花(21)=村田製作所=が8バーディー、ボギーなしの64で回り、通算28アンダーで爆勝した。従来のツアー最多アンダー記録(24)を4打も更新。前々週のミネベアミツミレディスから2大会連続Vで今季2勝目、通算4勝目を飾った。

 【解説】

 ツアー新記録となる川崎の「28アンダー」が生まれた要因には主催者の意向もあった。日本女子プロゴルフ協会の佐伯三貴コースセッティング担当は「たくさんのバーディーで大会を盛り上げてほしい」との主催者の意向を受けたと明かし「このようなセッティングにした」と説明した。猛暑で高温多湿というコンディションを考慮し、今大会はラフは短く、グリーンはボールが止まりやすく、好スコアが出る“易しいコース”の設定になった。

 5番パー4(360ヤード)が第2日以降は実質255ヤードとなったことも好スコア連発の要因だ。4日間の平均スコアは「69・69」。プロが一つの目安とするのはパープレーの72だが、平均2・31アンダーの低い難易度に。第3日の平均68・65はツアー史上最も「易しい日」になった。

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