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吉田輝星に続き弟・大輝も金足農の背番号1で甲子園へ 「聖地の兄弟エース列伝」に上尾・仁村兄弟、市川・樋渡兄弟など

スポーツ報知 / 2024年7月22日 5時10分

2回1死一、二塁、先制のホームを踏みタッチする金足農の吉田大輝(右)(カメラ・山崎 賢人)

◆第106回全国高校野球選手権秋田大会▽決勝 金足農6―5秋田商(21日・さきがけ八橋)

 秋田では、2018年夏の甲子園で準優勝し“金農旋風”を巻き起こした金足農が決勝で秋田商に競り勝ち、6年ぶり7度目の夏切符をもぎ取った。当時のエースだったオリックス・吉田輝星(23)の弟で、2年生エースの大輝(たいき)が154球を投げ、16安打されながらも5失点完投勝ち。兄が成し遂げられなかった全国制覇へ闘志をたぎらせた。

 【記録メモ】

 ▼兄弟ともに背番号1で甲子園 金足農・吉田大輝が、18年夏に同校のエースで甲子園準優勝の兄・輝星(5勝)に次ぐ、甲子園出場。同じ学校の「背番号1」で、甲子園に出場した兄弟には、上尾の仁村徹(79年夏0勝)・健司(80年春1勝)。山梨・市川の樋渡卓哉(91年春夏計5勝)・勇哉(94年夏1勝)。八戸学院光星の洗平歩人(22年夏0勝)・比呂(23年夏、24年春計1勝)らがいる。

 ちなみに、大船渡でともに背番号1をつけた、佐々木朗希(現ロッテ)・怜希(現中大)兄弟は、甲子園の土は踏めなかった。

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