大谷翔平、後半戦初アーチで３０号一番乗りなるか ドジャース１００試合目「１番ＤＨ」スタメン

◆米大リーグ　ドジャース―レッドソックス（２１日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２１日（日本時間２２日午前８時１０分開始予定）、シーズン１００試合目となる本拠地・レッドソックス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。後半戦３戦目で、あと１本に迫っている４年連続４度目となるシーズン３０号本塁打に期待がかかる。

　前日２０日（同２１日）の同カードは、１点を追う６回先頭の３打席目に、左中間へ二塁打を放ち、一時逆転につなげた。同点の９回１死二塁、同点の延長１１回１死一、三塁の５、６打席目は２打席連続で申告敬遠。後半戦初戦には８回にフリーマンの満塁本塁打で逆転勝ちし、２０日も９回に１点差、１０回に２点差を追いついて、１１回にスミスが決めてサヨナラ勝ちと、チームは２戦連続で劇的勝利をつかんだ。

　レッドソックスの先発は、カッター・クロフォード投手（２８）。２１年にメジャーデビューして通算１５勝を挙げている右腕だ。今季はすでに自己最多に並ぶ６勝（７敗）を挙げ、リーグ１１位の防御率３・０４をマークしている。大谷は昨年対戦して４打数無安打。リーグ１番乗りのシーズン３０号へリベンジの舞台だ。

　大谷はここまでチーム９９試合中、９６試合に出場。３７８打数１１９安打（リーグ２位）の打率３割１分５厘（同２位）、２９本塁打（同１位）、６９打点（同３位）、２３盗塁（同４位）、７７得点（同１位）、ＯＰＳ１・０３２（同１位）をマークしている。この試合で本塁打を放つと４年連続４度目のシーズン３０本塁打に到達。２発放つと、日米通算２５０号となる。

　レッドソックス・吉田正尚外野手（３１）は「６番・指名打者」でスタメン。３連戦初戦の１９日（同２０日）に「５番・指名打者」でフル出場して４打数１安打だったが、２０日（同２１日）はスタメンを外れて同点の延長１１回２死一、二塁で代打出場も三飛に倒れた。