八村塁、最多２９得点 ３Ｐは成功率６２％で５本 ヨキッチ越しのミドルも 復帰の渡辺雄太は１０得点

八村塁

◆バスケットボール男子　▽強化試合　日本１００―１１９セルビア（２１日、セルビア・ベオグラード）

　パリ五輪に出場する世界ランク２６位の日本は、昨年のＷ杯準優勝で世界ランク４位の強豪・セルビアに１００―１１９で敗れた。本番前最後の実戦を終え、強化試合は６試合で、１勝４敗１分けだった（非公開での試合は除く）。

　この日、最多得点を挙げたのはエース・八村塁（レイカーズ）で３０分３２秒プレーして、２９得点。外角が好調で３ポイントシュートを８本中５本成功。成功率は驚異の６２％を記録した。

　さすがの個人技で存在感を放ち、セルビアで、ＮＢＡのＭＶＰ受賞３度のニコラ・ヨキッチ（ナゲッツ）越しにミドルシュートを沈めるなど、タフショットも決めていった。

　また、左ふくらはぎ肉離れで実戦から遠ざかっていた渡辺雄太（千葉Ｊ）が復帰。約１５分出場で３Ｐを２本決めるなど１０得点を挙げた。ポイントガード・河村勇輝（横浜ＢＣ）も、３Ｐ４本成功（５０％）で１２得点だった。