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八村塁が最多5本 日本は3P好調で成功率43% 目標値クリアもセルビアに119点を奪われ敗戦

スポーツ報知 / 2024年7月22日 5時20分

日本代表のホーバス監督

◆バスケットボール男子 ▽強化試合 日本100―119セルビア(21日、セルビア・ベオグラード)

 パリ五輪に出場する世界ランク26位の日本は、昨年W杯準優勝で世界ランク4位の強豪・セルビアに100―119で敗れた。本番前最後の実戦を終え、強化試合は6試合で、1勝4敗1分けだった(非公開での試合は除く)。

 NBAで日本人最長6季プレーし、新シーズンからBリーグの千葉Jに加入する渡辺雄太が、左ふくらはぎの肉離れから復帰。先発は渡辺雄、八村塁(レイカーズ)、河村勇輝(横浜BC)、ジョシュ・ホーキンソン(RS渋谷)、吉井裕鷹(三遠)だった。

 日本はこの日、3ポイントシュート(3P)が好調。復帰の渡辺雄は第1クオーター(Q)から決めると、第2Q終盤にはジェイコブス晶(ハワイ大)、比江島慎(宇都宮)、八村、ホーキンソンと怒とうの連続3Pで前半7点差と食らいつく。

 後半に入り点差は広がるも、日本の3P成功率は落ちることなく。河村や馬場雄大(昨季長崎)、テーブス海(A東京)も次々沈めた。

 3P成功本数は、八村が最多5本で成功率62%。河村も成功率50%で4本決めた。1試合を通して、日本の3P成功率は43%(46本中20本)で、ホーバス監督が掲げる目標値40%を上回った。五輪の優勝候補の一角・セルビア相手に100点を奪ったが、一方で119失点し、守備で相手の流れを止めることはできなかった。

 男子日本代表は五輪で史上初の8強入りを目標に掲げる。世界ランク26位の日本は、1次リーグB組で、7月27日に23年W杯王者のドイツ、7月30日に開催国で、NBA新人王のウェンバンヤマ擁するフランス、8月2日に最終予選を勝ち抜いたブラジルと対戦する。

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