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富永啓生、得意の3P不調 格上との2連戦で成功は11本中1本 ネット上は復調願う声「五輪で魅せてくれ!」「本番に期待」

スポーツ報知 / 2024年7月22日 5時38分

富永啓生

◆バスケットボール男子 ▽強化試合 日本100―119セルビア(21日、セルビア・ベオグラード)

 パリ五輪に出場する世界ランク26位の日本は、昨年W杯準優勝で世界ランク4位の強豪・セルビアに100―119で敗れた。本番前最後の実戦を終え、強化試合は6試合で、1勝4敗1分けだった(非公開での試合は除く)。

 日本はこの日、相手の攻撃の勢いを最後まで止められず、119失点して敗れたが、オフェンスでは3ポイントシュート(3P)が好調だった。1試合を通して、日本の3P成功率は43%(46本中20本)。ホーバス監督が掲げる目標値40%を上回り、五輪の優勝候補の一角・セルビア相手に100点を奪った。八村が最多5本で成功率62%。河村も成功率50%で4本を決めた。

 一方、苦しんでいるのが、シューターの富永啓生(米ネブラスカ大卒)。富永は19日に対戦した23年W杯王者・ドイツ戦で、3Pを7本放ち成功0本。そしてセルビア戦では、約6分のプレーだったが、4本放って1本の成功だった。2試合を通して成功率は9・1%(11本中1本)。

 昨年のW杯では、自身の3Pで日本の劇的なパリ五輪出場権獲得に大きく貢献。ファンは復活を待っている。X(旧ツイッター)には「本番に期待」「五輪で魅せてくれ!」「絶対必要になるときが来る」となどの投稿がポストされた。

 男子日本代表は五輪で史上初の8強入りを目標に掲げる。世界ランク26位の日本は、1次リーグB組で、7月27日に23年W杯王者のドイツ、7月30日に開催国で、NBA新人王のウェンバンヤマ擁するフランス、8月2日に最終予選を勝ち抜いたブラジルと対戦する。

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