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6回2死まで無安打投球の今永昇太 7回スアレスの一発に泣き9勝目ならず 自己新記録の10K

スポーツ報知 / 2024年7月22日 5時59分

◆米大リーグ カブス2X―1ダイヤモンドバックス=延長10回(21日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの今永昇太投手は21日(日本時間22日)、本拠のダイヤモンドバックス戦に先発。9人中8人が右打ちというダイヤモンドバックス打線を6回2死までの快投も、7回にスアレスに痛恨の11号ソロを浴び9勝目ならず。7回を2安打自己新記録の10K、2四死球、1失点。防御率は2・86。

 オールスター戦でも1回無失点の好投を見せた今永は序盤からエンジン全開。1回3者三振でスタートした。2回以降も直球とスプリットが要所で決まる。2回はウォーカーに死球、4回グリチェク四球と先頭打者を出塁させてもまったく動じなかった。

 5回までノーヒットだったが、20人目のグリチェクにピッチャー返しのライナー。今永の背中を打球が飛んでいき中前に転がった。快挙ならずもここで地元ファンから声援が送られグリエルも右飛に打ち取った

 痛恨だったのは7回1死5番のスアレスにカウント2―1からの4球目の直球を左翼場外アーチを浴び、うなだれた。それでも後続を投げきった今永に大きな拍手が送られた。

 カブスは9回に鈴木誠也の中前タイムリーで同点となって今永の3敗目は消してくれた。そして延長10回ホーナーの押し出し四球でサヨナラ勝ち。この勝利も今永の序盤があったればこそのピッチングだった。

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