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カブス今永昇太、球宴明けも好調維持の理由を明かす「プレッシャーはダイヤモンドを造る」

スポーツ報知 / 2024年7月22日 7時28分

◆米大リーグ カブス2X―1ダイヤモンドバックス=延長10回(21日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの今永昇太投手が7回を投げて2安打1失点。渡米後初の2桁奪三振となる10三振を奪う好投で4試合連続(通算12度目)のクオリティスタート。味方が9回に追いつき敗戦投手を免れた上に10回にサヨナラ勝ち。今永登板試合はこれでの14勝4敗となった。「3番・DH」で先発した鈴木誠也外野手は9回1死三塁から中前に同点適時打を放つなど4打数1安打1打点。打率は2割6分5厘となった。

 今永の試合後の主な質疑応答は以下の通り。

 ―球宴を挟んでの登板を振り返って。

 「朝起きてから凄く体の動きと体調が良く、コンディション通りのピッチングが出来ました。今回の休み(球宴期間)の間、全てを休んだ理由ではなく、エクササイズのルーチンはやっていたので、シーズン中と変わらなかった」

 ―6回に初ヒットを許した際、球場から拍手が起きた。

 「(その回が終わって)降板した後、投手コーチと話している時に、あれが初ヒットだったと知ったので、拍手が起こった時には何で拍手しているんだろう、と思っていました」

 ―投げた試合でチームが14勝4敗。一方、個人の勝利数はどういう意味を持つか。

 「(個人の)賞は狙いに行くのではなく、忘れていて、後から付いてくるのがベスト。自分が投げた試合で勝った、負けたというのを、僕は一番大事にしている。自分が投げた試合で、自分の勝ち星より(チームが)多く勝っているのは、嬉しいですし、チームメートに助けられている証拠でもあると思います」

 ―(チームは)後半戦2連敗。プレッシャーがあったか。

 「プレッシャーは特になくて。話せば長くなるんですけど、キャンプ中にスワンソンや、カウンセル監督、スティールと話して、プレッシャーに打ち勝つ方法を教わった。きょうはその気持を持って試合に臨んだら、プレッシャーなく臨めました」

 ―具体的には。

 「スワンソンに教わったプレッシャーに打ち勝つための方法が3つあって。〈1〉ひとつは、自分が今ここにいるのは、これまでやってきたことが球団など周りに評価して貰っているから。だから、自分の力以上のことを証明しようとする必要はない。〈2〉ふたつめは、自分が駄目な結果でも、自分の人生が駄目な訳ではない。それは、逆も然りで、自分がどんなにいい成績を出しても、自分は凄い人間な訳ではないし、偉くなった訳ではない。〈3〉3つ目は、いろんな外野の声やメディアの声を気にする必要はない。その3つをスワンソンに教わって、スティールからは”プレッシャー・メイクス・ダイヤモンド”という言葉を教わった。プレッシャーがダイヤモンドを造るという、アメリカの有名な言葉のようですが、それをキャンプで聞いてから、日本の時に抱えていた自分なりのプレッシャーが全て剥がれていった気がした。自分のこの立ち位置には、非常に役に立っている思考ですね」

 ―空振りもファウルも良く取れていた。

 「ボルティモア(7月10日)戦の2回か、3回か。ハマった(体の)使い方があって、一本立ち返る場所をつくっておけば、何がおきてもいいというか、それが見つかったのが良かったですね」

  

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