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「勇人は打たないと居場所なくなる」高橋由伸氏が巨人の後半戦キーマンに指名…モンテス加入でさらに厳しい立場に

スポーツ報知 / 2024年7月23日 7時0分

ストレッチする坂本勇人(カメラ・宮崎 亮太)

 巨人元監督の高橋由伸氏(スポーツ報知評論家)が「報知プロ野球チャンネル」に出演し、不振に悩む坂本勇人の起用法などを言及した。2軍降格時にジャイアンツ球場を訪れてはアドバイスも送った由伸さん。後輩の姿が気になるようで「まだまだできると思っているよ」と復活を期待した。

 その上で「チームは勝たないといけない。勇人は打つしかない。打てなければ居場所はなくなる」とも厳しい言葉を投げかけた。ここ数年、下半身のケガに見舞われたことで「俺もそうだったけど、30代中盤でケガをすると一度ガタっと落ちることもある」と自身の経験談を元に、勇人のキレが失われていることを指摘。「でも今は、ジャイアンツ球場内にラボとか科学的なものもあって、やっているみたいだから」と語るなど、その点は心配していないようだ。

 現実として、今の阿部巨人は坂本抜きでも打線は固まりつつある。1番の丸から5番の大城までは不動だろう。由伸氏は坂本の遊撃復帰説についても触れ、「打ってくれるなら(ショートに)入れてもいいよね。戻すって言葉ではなくて、入れるだな」と説明。一、三塁の岡本和と大城が現状通りに打ち続けるのであれば、「遊撃・坂本」で攻撃力アップを図ることも必要だと語った。どちらにしても「勇人が打たないと優勝はできない」とキーマンに指名。まだまだ影響力の大きい選手だけに、由伸さんの期待はかなり大きいようだ。

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