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【高校野球】報徳学園が3年ぶり5回戦突破 安井康起は驚異の打率8割超 伊藤功真は6回無安打無失点

スポーツ報知 / 2024年7月22日 14時6分

報徳の先発・伊藤功真(カメラ・朝田 秀司)

◆第106回全国高校野球選手権兵庫大会▽5回戦 報徳学園9―0明石南=8回コールド=(22日・ベイコム)

 2年連続センバツ準優勝の報徳学園が、4戦連続コールド勝ちで5回戦を突破した。

 初回に1死三塁で3番の安井康起右翼手(3年)が適時二塁打を放ち先制すると、2回2死三塁では1番・西村大和三塁手(3年)にも適時二塁打が飛び出し1点を追加した。さらに3回は先頭の安井の左前打から3連打で無死満塁をつくり、一挙4得点。投げては、左腕の伊藤功真(3年)が、6回無安打無失点7K、無四球と好投した。

 3番の安井は、ここまで計4試合で16打数13安打、打率8割1部3厘をマーク。1番の西村も、4試合連続初回先頭打者安打で先制点を呼ぶなど、打線も好調を維持。22年は明石商に、昨年は神戸国際大付に敗れた“鬼門の5回戦”も投打で圧倒した。大角健二監督は「去年も一昨年も1点で負けていますので、そういう話も試合の途中で言っていた。2人目のピッチャーからチャンスをもらいながら点を取れていなかったので、そういうところでは8回に取れて、次に向けていい準備ができた」と振り返った。

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