前WBC世界ミニマム級王者・重岡優大が8月24日WBO12位サルバと再起戦 勝てば年内にも世界戦
スポーツ報知 / 2024年7月22日 17時20分
◆プロボクシング ▽ライトフライ級(契約体重48・6キロ以下)10回戦 重岡優大―サミュエル・サルバ(8月24日、大阪・大和アリーナ)
前WBC世界ミニマム級(47・6キロ以下)王者でWBC世界同級2位、WBA世界同級4位の重岡優大(ワタナベ)が22日、都内で再起戦の発表会見を行った。WBO世界ミニマム級12位のサミュエル・サルバ(フィリピン)と8月24日に大阪・大和アリーナで開催される興行のセミファイナルで戦うことが決定。「前回、負けている。情けない結果だったので、今も強いというところを応援してくれる人に見せられたら」と目をギラつかせた。
メインはIBF世界フェザー級(57・1キロ以下)2位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)と同級3位の亀田和毅(TMK)によるIBF世界フェザー級挑戦者決定戦。
優大は3月に名古屋で行われた2度目の防衛戦でメルビン・ジェルサエム(フィリピン)に2度のダウンを喫した末、判定で敗れて王座を陥落した。デビューから9戦目でプロ初黒星を喫し、試合後は「ダセぇ、ダサすぎる」と大きなショックを受けた。
引退も頭をよぎったが、弟でIBF王者の銀次朗(ワタナベ)が「兄ちゃんがいてくれないと俺も(ボクシング)続けられない」という言葉に再起を決意。4月下旬から練習を再開した。「今までは隙があって雑だった。穴を一つ一つ埋めてレベルアップしていきたい」と表情を引き締めた。
相手のサルバは「サイレントアサシン(静かなる暗殺者)」の異名を持つ実力者。19年3月、銀次朗が昨年4月のIBF世界ミニマム級暫定王座決定戦で9回KO勝ちしたレネ・マーク・クアルト(フィリピン)と戦い、3―0の判定勝ち。銀次朗が28日に滋賀ダイハツアリーナで行う3度目の防衛戦で戦うペドロ・タドゥラン(フィリピン)とも19年9月、IBF世界同級王座決定戦で対戦している。バッティングによる負傷で棄権したTKO負けがこれまでで唯一の黒星だ。
「強い相手とやりたかった」と優大。プロモートする「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダーは「世界戦の防衛戦でやるような相手。クリアしたら、世界戦。年内にも返り咲きの舞台を用意したい」と明言し、ジェルサエムとのリベンジマッチの可能性もあるという。「銀(次朗)と全部ベルト取ると言っている」と兄弟での主要4団体統一のためにも、再起戦で必勝を期す。
戦績は27歳の優大が8勝(5KO)1敗、同じ27歳のサルバが20勝(13KO)1敗。
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