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青森山田2年外野手、レギュラーはく奪危機から大一番でヒーローに 甲子園を決める逆転満塁弾 

スポーツ報知 / 2024年7月23日 6時10分

7年ぶり12度目の出場を決め、抱き合う青森山田・関(中)と橋場のバッテリー

◆第106回全国高校野球選手権青森大会▽決勝 青森山田4―3弘前学院聖愛(22日・はるか夢)

 青森では決勝が行われ、今春センバツ8強の青森山田が接戦をものにして、7年ぶり12度目となる夏の甲子園出場を決めた。

 三塁側スタンドの大歓声に応え、青森山田・佐藤洸史郎外野手(2年)は二塁を回ると力強く右手を突き上げた。2点を追う6回2死満塁。直球をたたき、左翼芝生席へ逆転満塁弾だ。「応援が聞こえていて、自分が決めるしかないと思った」と振り返った。2球前、投手付近へ打ち上げたが風に流されファウルとなり「ホッとして、切り替えました」。運も味方につけた。

 8強入りした今春センバツは直前で右肩を痛めスタメンを外れ2試合4打数無安打。調子は上がらず、春の東北大会は背番号17とレギュラー落ちの危機だった。がむしゃらに打ち込み、復調し背番号9を奪い返した。兜森崇朗監督(44)も「練習通りの打撃。あの一振りに尽きますね」と脱帽した。

 2点リードの9回2死一、三塁の守備では左翼線への打球がフェンス間に挟まりエンタイトルツーベースとなる“運”もあった。「春(センバツ)は苦しかったので思い切りやりたい。日本一目指して頑張りたい」と佐藤洸。聖地でも1番打者としてチームを勝利へ導く。(有吉 広紀)

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