入江陵介さん、ロンドン五輪での「康介さんを手ぶらで帰せない」名言の真実明かす「僕のものになっていたのかな？」

入江陵介さん

　元競泳日本代表の入江陵介さんが２２日放送の日本テレビ系「新事実！オリンピック名場面　最強金メダルアワード」（午後９時）に出演した。

　入江さんは２０１２年ロンドン五輪の競泳４００メートルメドレーリレーで史上初の銀メダルメンバー。

　メンバーだった松田丈志さんがそれまで五輪２大会連続金メダルの北島康介さんについて、「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかないんで」と口にした名ゼリフが話題になったが、入江、藤井拓郎とともにＶＴＲ出演した松田さんは「（それ以降）『あの名言残した人ですよね』と言われる。以来、イベントや講演会に出ると、（主催者が）菓子折とか持って来て『松田さんを手ぶらで帰すわけにはいかないんで』とか言われるようになりました」とニヤリ。

　実は「康介を手ぶらで帰すなよ」と最初に言い出したのは、競泳日本代表の上野広治監督（当時）だったことを明かした松田さんの隣で「僕も何回も言われました。すごいプレッシャーかけられました。（監督は）話す時、すごい距離が近くて…」と苦笑した。

　入江さんは「スポーツ界にインパクトを与えたレースであり、インタビューであるというところでは、手ぶら界のパイオニアみたいな」と松田さんに一言。

　松田さんが「上野先生は『あれは俺が言った言葉なんだ』って言うよね」と言うと、「メッチャ言う」と入江さん。

　「インタビューって、泳（いだ）順にやるんで。僕が最初だったんで、もし僕が（手ぶら発言を）言っていたら、僕のものになっていたのかな？って」とスタジオで口にすると「僕は３人の裏での（言葉と思っていた）…」と続けていた。