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【高校野球】国学院久我山 最大9点差追いつくも惜敗 巨人矢野コーチの長男・丈太郎「4年間でNPBを目指したい」大学進学へ

スポーツ報知 / 2024年7月23日 6時30分

早実・国学院久我山。試合に負けがっくりの矢野丈太郎(右から2人目)ら国学院久我山ナイン (カメラ・頓所美代子)

◆第106回全国高校野球選手権 西東京大会 ▽準々決勝 早実14-13国学院久我山(22日・神宮)

 今大会第3シードの国学院久我山が第4シードの早実と(中断を含め)4時間を超える及ぶ死闘を繰り広げたが敗れた。

 巨人・矢野謙次打撃コーチ(43)の長男・丈太郎外野手(3年)は「自分の力が足りなくて負けて、応援に来てくれた人に申し訳ない」と悔しさをにじませた。

 丈太郎はこの日も「2番・中堅」で出場。最終回に左前打を放ち1安打2四球。今大会4試合で5安打を放つも「なかなか自分の状態があげられず、苦しい大会だった」と振り返った。それでも「やるべきことはやった」と涙はなかった。

 試合終了時、最後の打者となった中澤隆将内野手(2年)が一塁上で泣き崩れるのを見ると、丈太郎はすかさず歩み寄り「ありがとう。これから中心になって引っ張ってくれ」と伝えたと明かした。

 ”矢野謙次の息子”として注目を浴び「2年半つらいことが多かった」と苦悩を吐露した。仲間に支えられたことが大きかったと言うが、練習にも励み「プレッシャーに打ち勝つこと」を意識したという。父の巨人・矢野コーチも「僕にはわからないものを背負ったと思うけど、押しつぶされることなく堂々とやっていた。すごい成長した」と感心していた。「息子が神宮でプレーしてくれたことに感謝したい」と涙目で続けた。

 家ではおとなしいという丈太郎が7回の一挙6点のビックイニングで四球を選ぶと、感情のままにバット投げ。「野球に関してはオレより熱いかもしれない」と、”気合の戦士”の父も認めるほどだ。

 今後は大学進学を予定。「4年間でNPBを目指したい」と父と同じ大舞台を目指す。この日、満塁本塁打を放った早実の宇野真仁朗内野手(3年)を引き合いに出し「追いつけ追い越せで頑張りたい」と締めた。

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