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日本選手団の尾県団長、五輪辞退の体操・宮田笙子の再起願う「次の五輪を目指して頑張ってもらいたいという気持ちが1番強い」

スポーツ報知 / 2024年7月23日 4時21分

パリに到着した日本代表の尾県貢選手団団長(左)と井上康生副団長(カメラ・大谷 翔太)

 【パリ(22日)大谷翔太】 26日開幕のパリ五輪に臨む日本代表選手団が22日、パリ郊外のシャルルド・ゴール空港に到着した。陸上や柔道など全7競技、全48人の本隊がパリ入り。「TEAM JAPAN」の尾県貢団長は「いよいよ始まるな、という気持ち。期待と不安が入り交じった、いつもの感じ」と心境を語った。

 日本代表は、体操女子の宮田笙子(19)=順大=が、喫煙、飲酒など代表行動規範に違反する行為で開幕前に五輪を辞退。尾県団長は「チームとしてもすごく辛いことであり、悲しいことです」と神妙に述べた。辞退の判断には賛否両論分かれる中「私たちとしましても、当然ながらその規範、ルールというのは守る、これはアスリートとしても当然なんですけど、一般社会人としても当然のことだと思っております。厳しいという、そういった評価もありますけれども、これは本人、それから所属先、協会で協議として決めたことですので、私たちとしては尊重しております」と尾県団長。体操界では、喫煙を無くす取り組みを行っている点も指摘し「かなり重いことだと私たちも受け止めておりますし、体操協会の判断についても、その規範にのっとったものだと思っております」とした。

 体操女子は、ケガや病気などの理由ではないため、補欠選手の入れ替えが認められず他国と1人少ない4人で団体戦に臨む。尾県団長は「本部としても、本当に必要なサポートをやっていきたい」と、選手の精神的ケアなどを重視した上で「それとともに、宮田さんにも、もう1度頑張ってもらいたい。次のオリンピックを目指して、頑張ってもらいたいという気持ちが今1番強いです」と、宮田への思いも込めた。

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