大谷翔平、サイ・ヤング賞左腕から２戦連発の日米通算２５０号なるか「１番ＤＨ」スタメン

◆米大リーグ　ドジャース―ジャイアンツ（２２日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２２日（日本時間２３日午前１１時１０分開始予定）、シーズン１０１試合目となる本拠地・ジャイアンツ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。２戦連発３１号となる日米通算２５０号に期待がかかる。

　前日２１日（同２２日）の本拠地・レッドソックス戦では、３打席目に中堅右へ、今季自身２番目の飛距離となる４７３フィート（約１４４メートル）の後半戦初アーチとなる特大の３０号ソロ。３０本塁打はリーグ１番乗りで、４年連続４度目となった。試合後には「甘い球をしっかり打てた。その前の打席の感覚もよかった。いい感覚が、いい結果につながると、今後の打席にいい影響が出てくるんじゃないかなと思います」と手応えを口にした。

　ジャイアンツの先発は、ブレーク・スネル投手（３１）。１８、２３年にサイ・ヤング賞に輝いた通算７１勝の左腕だ。だが、ジャイアンツに加入した今季はここまで８登板で０勝３敗、防御率６・３１。大谷はこれまで８打席で対戦し、４打数２安打の打率５割、４四球と、本塁打こそないが、決して苦にはしていない。

　日米通算２５０号という節目にも王手をかけている大谷。前日２１日（同２２日）終了時点で、チームの１００試合中９７試合に出場し、３８１打数１２０安打（リーグ２位）の打率３割１分５厘（同２位）、３０本塁打（同１位）、７０打点（同３位）、２３盗塁（同５位）、７８得点（同１位）、ＯＰＳ１・０３９（同１位）の成績を残し、三冠王（本塁打王、首位打者、打点王）、トリプルスリー（３割、３０本塁打、３０盗塁）、５０―３０（５０本塁打、３０盗塁）、４０―４０（４０本塁打、４０盗塁）などに期待がかかっている。

　◇大谷の年度別本塁打数

　（日本ハム＝４８本）

　▽１３年　３本

　▽１４年　１０本

　▽１５年　５本

　▽１６年　２２本

　▽１７年　８本

　（エンゼルス＝１７１本）

　▽１８年　２２本

　▽１９年　１８本

　▽２０年　７本

　▽２１年　４６本

　▽２２年　３４本

　▽２３年　４４本

　（ドジャース＝３０本）

　▽２４年　３０本

　※ＮＰＢ通算４８本、ＭＬＢ通算２０１本、日米通算２４９本