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【高校野球】帝京が6回に一挙7点でコールド4強 13年ぶりの甲子園まであと2つ

スポーツ報知 / 2024年7月23日 12時57分

2回2死一、二塁で内野安打を放った西崎桔平(カメラ・浅岡 諒祐)

◆第106回全国高校野球選手権東東京大会 ▽準々決勝 帝京10Xー0淑徳=6回コールド=(23日・神宮)

 帝京が淑徳を6回コールドで下し、2年ぶりの準決勝進出を決めた。2回に幸先良く3点を先制するも、3回以降はチャンスを生かすことができず嫌な雰囲気も流れ始めた。しかし6回無死二塁で2番の主将・西崎桔平内野手(3年)が適時打を放って追加点を入れると、打線が息を吹き返して一挙7点を入れて試合を決めた。

 コールド勝ちの火付け役となった西崎は「コンパクトにシャープに打とうという心。自分のいいスイングができた」と、バットをあえて短く持ち放った一打を振り返った。金田優哉監督は「彼に関しては何も心配していない。背中で引っ張ってくれている」とこの試合3安打の大黒柱への信頼を口にした。

 チームは2年ぶりの準決勝進出。13年ぶりの甲子園へ、西崎は「気持ちは強い」と力強く語ると「自分たちの代で(先輩たちの悔しさを)晴らす時がきたという思いでやっている。そういう思いを強く持ってグラウンドで表現できれば」と誓った。

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