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【高校野球】 横浜がサヨナラで決勝へ  2年の奥村凌大が殊勲打「絶対に打ってやる」

スポーツ報知 / 2024年7月23日 13時24分

9回サヨナラで勝利し喜ぶ横浜ナイン(カメラ・池内 雅彦)

◆第106回全国高校野球選手権神奈川大会▽準決勝 横浜2X―1武相(23日・横浜)

 2年ぶりの優勝を目指す横浜が、9回サヨナラで決勝に進出した。

 1―1で迎えた9回裏2死満塁から2番・奥村凌大二塁手(2年)が左前タイムリーを放ち、勝負を決めた。「前の打者の阿部葉が申告敬遠され、絶対に打ってやるんだという気持ちでした。最後のチャンスだと思って、強い気持ちでバッターボックスに入りました」と奥村凌。ベンチの指示通り、ストレートを逆方向へ打ち返した。

 村田浩明監督(38)は「苦しい戦いは、事前から準備していました。奥村凌という選手は、チームのキーマン。初回にバント、走塁のミスがあったが、それから切り替えることが出来た。選手を信じてよかったです」と振り返った。

 24日の決勝に向け、指揮官は「昨年の悔しい思いを晴らすために、1年間やってきた。僕以上に選手たちが思っていると思う。メンバー全員で向かっていきたい」と力強く話した。

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